こんばんは!
人や施設の安全を守る警備員の仕事に就くためには、必ず「新任研修」と呼ばれる研修を受けることが法律で義務付けられています。
この研修を修了しなければ、警備員の仕事をはじめることができません。
警備員が受けなければいけないこれらの研修の内容や研修の目的紹介いたします。
警備員に研修が義務付けられている理由は?
警備の仕事は人命にかかわる責任の重い仕事で、警備員には初心者であっても一定の知識と技能が要求されます。そのため「警備業法」と呼ばれる法律によって、警備員の研修期間や時期、その内容は細かい規定が設けられています。警備の仕事をするために必要な法定研修は、警備員教育を行う国家資格を持った人から受けることも警備業法で決められています。
はじめて警備の仕事に就くときにうける「新任研修」~基本教育~
警備員の新任研修は、15時間以上の「基本教育」と、15時間以上の「業務別教育」で構成されています。
具体的には、警備の仕事に関わりのある法律や心構え、事故が発生したときの対処方法や護身用の道具の使い方、救命措置を習得します。新任研修は、はじめて警備の仕事に就く人に向けた基本的な内容のカリキュラムになっていて、18歳以上であれば、受講に必要な資格は特にありません。
はじめて警備の仕事に就くときにうける「新任研修」~業務別教育~
新任研修では、15時間の基本教育が終わった後に引き続き、「業務別教育」と呼ばれる研修を受けます。業務別教育では、実際にこれから仕事をする現場に即した知識を身につけることになります。業務別教育の講習は、常駐の警備、交通誘導警備、貴重品運搬警備、身辺警備、機械警備の4つに分かれており、必要な専門知識と技能について講義を受けます。15時間の業務別教育のうち、8時間は実際に仕事をする現場で実地教育を受けることが認められています。
警備員が受ける研修には、法令で定められている「新任教育」以外にも「現任教育」や警備会社独自でおこなっている現場研修、警備に関する資格をとるための研修があります。
次回は現任教育をご紹介したいと思います!
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